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虫の知らせ

※この記事はPerfumeとは関係ありません



1月26日(日)、入院している義父のお見舞いに家族で行ってきました。
その後レストランで夕食をとって車で帰路につきました。
19:00くらいでしょうか、運転をしていると唐突にある言葉が頭に浮かびました。

「錯乱坊・・・チェリー!」

『うる星やつら』という漫画にでてくるおかしな坊さんの名前です。
いつも突然ドアップで登場して何やらうんちくを言っては殴られてしまうキャラ。

学生の頃、高橋留美子さんの漫画が大好きで単行本はほぼ全部揃っています。
特に『うる星やつら』の世界観が好きで、今でもよく思い出します。
でも、チェリーのことを単独で思い出すことなんてなかったんです。
というより、しばらくその存在を忘れていました。

運転中にチェリーを思い出してニヤニヤ。
錯乱坊っていい名前だなぁ。
あだ名がチェリーっていうのも秀逸。
身長はピカチュウ並みだった気がする。
気色悪い顔だったなぁ(笑)

そんな一連の光景と一緒にあの声が思い出されていました。
アニメ版の『うる星やつら』のチェリーの声。
言っていることはめちゃくちゃなのにめっちゃ説得力があるあの声。
そういえば高橋留美子さん原作のアニメにはほとんどあの声がありました。

・・・家に着く頃にはチェリーのことはすっかり忘れてしまいました。

そして昨日のあの事件。
それは今朝になって気づきました。
チェリーの声をやっていた永井一郎さんが突然亡くなりました。

記事を読んで目を疑いました。
亡くなったのは26日の夜なんですね。
僕の脳裏に突然浮かんだチェリーは虫の知らせだったんでしょうか。
僕にはそういう能力はないと思っていましたが。

今朝興奮してそのことを妻に言ったら「フンッ」てな感じでした(笑)
たしかに、会ったこともないし、熱狂的なファンでもありませんでしたから。
でも、あまりにも身近な声でまるで家族の声のように体に擦り込まれているような感覚です。

波平さん
錯乱坊
ダイス船長
佐渡先生
徳川機関長
フィリップ
花村少佐
町田先生
小鉄
八宝斎
ジョドー
猪熊滋悟郎・・・

永井さんが声を担当した愛すべきキャラクターたち。
その中でもチェリーは特異な存在だったのではないでしょうか。
いつも周囲を攪乱するふざけた存在。
そのナンセンスが面白かったのですが・・・

今思い出すと、当時とは違う姿となって見えてきます。
歳を重ねて酸いも甘いも知り尽くし、その上で浮世を少し横から見ながら楽しんでいる。
不幸なことすら楽しんでしまうような感覚。
そんな風に人生を楽しむのはまさに僕の理想です。
そう思わせるのは、もしかして永井さんがご自身を投影して楽しんでいたからなのかも知れません。
彼の声にはそうした存在感や説得力がありました。

ああ・・・
残念でなりません。

永井一郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

永井さんが命を吹き込んだキャラクターたちは、永井さんの分身としてこれからも生き続けるでしょう。
 




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