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僕達の挑戦

CDが売れない。

音楽ソフト市場の衰退は歯止めが効かず、レコード会社や音楽出版社は業界自体の構造改革を迫られている。
音楽配信サービス市場も、成長が鈍化している上に規制や管理体制が構築されない中では、将来のビジョンが持てない。
一方で、フェスだけは盛り上がっていることから、市場がライヴを求めているのは明白だ。
しかし、アーティスト側のビジネスからすると、フェスはまだまだ音楽ソフトの新規顧客獲得目的のプロモーションでしかない。

鑑賞するものから、体感するものへ。

そんな、音楽の楽しみ方の変化を汲み取り、レコード会社や音楽出版社としてもライヴ中心のビジネスモデルを構築することが急務である。
今とは逆に、音楽ソフトがライヴのプロモーションとなる時代は近いだろう。

それなのに・・・

”音楽ソフト市場の急激な縮小が・・・”という言い訳をいったい何年繰り返しているのだろうか。
事情はわかっている。
音楽ビジネス=権利ビジネスであり、その権利(原盤権や著作権)の細分化による、がんじがらめの体系は簡単には壊せないからだ。
本気で業界の構造改革をするには、相当な痛みを伴う。
存在意義をなくして衰退していく中間業者も多いはずだ。
しかし、それを恐れていては致命傷になり兼ねない。
有望なアーティストやクリエイターがその犠牲になってはならない。
このままでは、日本は音楽までも空洞化してしまうかもしれない。
誰かが動かなければならない。

今さら説明は省略するが、Perfumeの楽曲やパフォーマンスは、小さな箱でこそ活きる。
しかし、小さな箱では、ビジネス的には厳しい。
そんな”大箱では不利なPerfume”が、東京ドームのような逆境で客を魅了できたら・・・
この挑戦が注目されないわけがなく、その是非を問う議論が盛り上がるのも当然である。

しがらみから抜け出せないでいる音楽ビジネス業界に『Perfume』が示すアンチテーゼ。
弱みを逆手に取り、自らの場所は自らで切り開く。
ドームを成功させれば、以降のPerfumeの活動スタイルの幅は格段に大きくなる。
さらにその先にはどんなモデルが見えてくるのか。
業界に風穴を開けるかもしれない。

東京ドームが文字通り「大きなたまご」になる日まで、あと4ヶ月と少し。

僕は、その大きな挑戦の一端を担うことを誓う。



※時代の流れは別にして、個人的には音楽ソフト擁護派です^^



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コメント

100年に1度の・・
こんな時代だからこそ・・・倒れそうになっても前を見て歩こう!・・・(しかし現実は金欠じゃ~)
(女神っくす30回は観た・・・買い取り発売もアリか?)
>彩香さん
コメントありがとうございます^^

たしかに不景気も理由のひとつかも知れませんね。でも、エジソンが蓄音機を発明して以来約130年間、記録媒体に音楽を記録して再生機で再生する方式は変っていません。レコードがCDになったという変化はありましたけど。
今は記録媒体を携行しなくても、また大型の再生機がなくても音楽を楽しめます。こだわり派だけがCDを買えば済む環境にあって、多くの人がその”新方式”に移行しているのに、業界の仕組みは旧態依然としている、そのギャップに危険が潜んでいると思います。そこを整理して、ビジネスを再構築しないと、アーティストが活躍の場を失い兼ねません。ライヴを中心にしてビジネスを組み立てる場合、環境に制約がないほど可能性は広がり、利益も生み出しやすくなるはずです。Perfumeのドーム公演は、Perfume自身の今後の活動の可能性を広げるヒントになるかもしれないと考えています。そして、それは音楽業界にも大きな刺激になると・・・

女神ックス、僕は10回くらいですかね~^^
No title
>鑑賞するものから、体感するものへ。

今朝の朝日新聞で坂本龍一も同じようなことを言っていました。
ライブほど、はっきりと実体があって、体感できるものはないですからね。
これだけ安く、時にはタダで音楽を入手できるいま、もう、そういうものにしか、人はお金を出さないような気がしますね。

既存の仕組みに頼らず、個人で発信する人も増えてきました。
これからは、小さな島のようなものが点在する群島のようなビジネスのありようになっていくのでしょうか? それがある規模以上になるには、個人の力だけでは限界もあるような気もします。
でも、いままで既得権益にあぐらをかいていた業界は、いま痛烈なしっぺがえしを受けている状態ですね。

ウーン、もうボクの思考能力の限界を超えてます(笑)
Perfume!

記憶としての音楽
電子化された音楽と言う情報では、より鮮度が命となって消費することだけが加速していますよね。
音楽業界も作詞や作曲そしてアーティスト(歌手や演奏者を含む広義の意味で)などの権利はきちんと保護した上で次のビジネスモデルを確立してほしいものです。
あっ!僕も形のある音楽ソフトというコンテンツは大歓迎で『Perfume』の音楽ソフトは記憶媒体としての意味も持ち始めています(笑)
記録媒体は電子データで上書きされる事も増えましたが、記憶媒体は手元に残ってくれないと困るので大切です。
Perfumeの3人のライブスタイルが時代を切り開き新しい風を届けてくれるのを楽しみに
僕も彼女達の挑戦を少しでも支えることが出来ればと思います。
No title
>ちょっと妄想した記事があれよあれよという間に勝手に進んだ挙句、枝分かれなんか
したりしてるのに、最終章はヨロシクですからね~。

あれ、誰かの事でしゅか、わかにゃい。
昨日はぁ~、飲んで午前様で帰ってきてぇ~、あっというまにぃ~
爆睡ぃしてたからぁ(笑)わかにゃzzz


僕も恐ろしい、なんか書いてみようかななんて軽く書いたら、まだなんも書いてないのに
知らぬ間に“大作の用意中”になってる。。。(((((ノ;<)怖い怖い(笑)
ごめんなさい
↓ 今のは次の記事へのコメですm(_ _)m
>ロボトリアさん
コメントありがとうございます^^

僕も同じように思います。今のビジネス体系は一旦崩壊して、混沌の中から再度グルーピングが行われて新しいモデルが体系付けられる。
CDでこそ魅力を発揮するアーティストもいれば、CDには収まり切らない魅力を持っているアーティストもいるわけですから、利益確保の手段をCD販売に頼る体質は、アーティストの強みを小さく折り畳んで押し込めることにもなります。パフュが自ら逆境に挑むドームへの挑戦は、自身の活躍の場を自ら切り開くものと受け止めています。パフュの場合は、CDと、ライヴの両方が高品質なのも強みですが・・・。チーパフュ(徳間タン)、やりますね~(^_-)
>はぜまるさん
コメントありがとうございます^^

社会的には知的財産をより保護する方向に向かっていますので、僕はあまり心配していません。音楽業界があまりにも古い体質を引きずりすぎなんですよね~(;^_^A
マスコミのモラルや理想が低いからでしょうかね。

記憶媒体としての音楽ソフト、大いに共感します!形があるからこそ込められるものがありますから(^_-)
僕の場合、記録媒体としても音楽ソフトが欲しい派ですが…。

>PPPHIVEさん
コメントありがとうございます^^

いえいえお気になさらず!むしろ、そのような満身創痍(笑)の状態で命懸けでコメントをいただけたことに、目頭が熱くなります(T_T)

では、大作をお待ちしているということで(^_-)

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