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戦闘日誌

この戦場は概ねカタが付いた。
威嚇の手榴弾を放り投げると、私はトラックの荷台に飛び乗った。
こんなところでこれ以上時間を費やすわけにはいかない。
これから大切な一戦が待っているのだから。

揺れる車中で、仲間からの戦場報告を確認するうちにキャンプに到着した。
5分で食事を済ませ、戦闘に備える。
ここからは通信兵として職務を全うする。

攻撃開始60分前。
独特の緊張感と静けさの中、今日も斥候のドルフィンと交信する。
この数日間、彼はよくやってくれた。
彼が前線より配信してくれる戦闘シミュレーションによって、我々の不安は大いに解消された。
今日も、ブルーの画面に彼の爽やかな笑顔が映し出され、我々は安堵のため息をついた。

攻撃開始5分前。
この戦いに勝利するためには、2100に攻撃を開始できることが必須条件だった。
そのために日々訓練を繰り返し、攻撃開始60分前から臨戦態勢に入っているのだ。
さあ、いよいよその成果を見せる時だ。
攻撃開始のタイミングを計るため、ドルフィンに最新情報を求めた。

しかし・・・

なんとここで通信機がフリーズしてしまった。
モニターにはドルフィンの姿もない。

一番大切な瞬間にいったいどうしたというのだ!
何度も交信を試みるが、モニターにはエラーメッセージが繰り返し映し出されるだけ。
まずい!もうすぐ攻撃開始時刻だ!
しかし、このままでは攻撃できない!
繋がれ!どうしたんだ!
私は通信機のボタンを連打した。
顔には玉の汗が噴き出している。
ああダメだ・・・間に合わない!
頼む!繋がってくれぇ!
しかし、2101、2102、2103、2104と・・・時間は無情に過ぎていく。

突然ドルフィンのあの笑顔が頭をよぎった。
あいつ・・・はかったな!
我々を油断させておいて、いざという時に交信を閉ざす・・・
爽やかだと思っていたあの笑顔が、急に勝ち誇ったようないやらしい笑みに思えてきた。
敵の回し者だったとは・・・しかし時すでに遅しだった。


私はついに力尽きた。
動かないモニターをぼんやり眺めながら、途方もない脱力感に襲われていた。
戦いはもう終わったも同然だった。
あとは敗戦の瞬間に向かって、虚しく時間が過ぎていくだけなのだ。
完敗だ。

と、その時・・・

モニターの中がわずかに動いた。
そして、徐々にスピードを上げながら、次々と画像が組み上がっていくではないか!
私は時計を見た。
2109・・・なんだ、まだこんな時間か!とてつもなく長く感じたが、まだ間に合うぞ!
行け!このまま行ってくれ!!
最後に残ったモニター中央の黒い窓、ここに前線の様子が映し出されればこっちのものだ。

勝利を確信しながら息を飲んでその時を待つ。

クル・・・
 
クル・・・


キターーー!!!


ぎょえ~~~~!!!



結局、そのぎょえ~~!な一撃でわが軍は全滅してしまった。




**************************************************
21:10頃以降は幸運にも視聴できました。
見られなかった方、ごめんなさい・・・



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コメント

河内戦線応答せず
つ、つ、繋がりませんでしたーーーーー!!
42分戦いました!
心おれました。
でも、スタッフブログ見て救われましたっ!
あー良かった。助かった。
プライベートライアンのラストみたいなもんですね。
だめか!・・・という時に救援部隊が到着する。
天とPTAは我を見捨てず。








ぎょえ~!キマシタw
わが軍は電脳猫班より5分程先に攻撃開始出来ました(^^;
全滅も5分早かったんですが(笑

前半読み始めていて、「ぉ、今回は戦争モノか~(^^」と思って読んでいると
ドルフィンなる外人さんが・・・?ん?2100?(^^;
昨夜のモニタの前にいた皆さんの心境なんですよねw

>威嚇の手榴弾を放り投げると、私はトラックの荷台に飛び乗った。
これは職場で「今日は21時に大事な打ち合わせがある」と言い放って、帰りのバスに乗り込んだ
って感じですかね??

再攻撃話もあるようなので、次回も期待します?!(笑
ご報告
埼玉方面runrun部隊は2055より攻撃準備に入るも通信機器の異常により、一時攻撃を断念。2125より攻撃再開。
しかし、敵の強力兵器により我が部隊2200に全滅。
敵・・・戦力は・・・あまりに・・・強大・・・(●´∀`●)
報告いたします
こともあろうか攻撃日を間違えていた事もあり
2030過ぎからドタバタの傍受体制の用意ではありましたが
2100より相手方の映像傍受に成功いたしました。
通信機器の傍受システム自体が対象外との情報を受け
半ばあきらめかけてはおりましたが
玉砕覚悟の行動が功を奏した模様です。
攻撃を受けているにもかかわらず
私…ニヤニヤがおさまりませんでしたっ…申し訳ございません!
次回は気を引き締めて傍受作業に当たる所存でございます
以上ご報告申し上げます!

この文体スゴく難しいです…
気持ちを皆さんで共有出来ない事がスゴく残念です。
技術的な事はさっぱり分かりませんが、ネットで生放送って難しいんですかね。
何より彼女達が一番残念な気持ちでしょうね…
正直なところ複雑な気持ちです。
>yossyさん
コメントありがとうございます^^

42分間も(T_T)よく戦いましたね~!
わが軍はまだまだ甘いですね^^;

クレームが多かったんでしょうね・・・
P.T.Aの素早い対応だけは評価したいと思います(^^)/
>おとわしゅなさん
コメントありがとうございます^^

5分早く攻撃できたので全滅も5分早かったって(笑)ウケました(*´艸`)
見られなかった方には申し訳ないのですが、いきなりのポニテとカチューシャ攻撃に壊滅的なダメージを被りました。。

>これは職場で「今日は21時に大事な打ち合わせがある」と言い放って、帰りのバスに乗り込んだって感じですかね??
スゴイ!ほぼ合ってます!見てたんですか(^^;)お恥ずかしい・・・
>runrunさん
コメントありがとうございます^^

runrun部隊って、なんかかわいいですね(^^)楽しんで戦っている感じ(笑)
一時攻撃を断念した後に再開するところ、鬼気迫るものを感じます(`▽´)ノ
全滅しますよね・・・あれは(笑)いろんな武器を繰り出してくれましたもの(^^;)
>mtstさん
コメントありがとうございます^^

おお!最初からフルでご覧になられた方を初めて知りました。
玉砕覚悟の突撃に敬意を表します(`・ω・´)
でも、わざと被弾して喜ぶ姿はキモすぎます(笑)

>気持ちを皆さんで共有出来ない事がスゴく残念です。
本当にそうですね。僕も一度記事を上げた後に、いろいろ渡り歩いたところ、界隈でも思った以上にたくさんの方が見られなかったことを知り、表現を少し変えました。
でも、今回のクレームはさすがにこたえてると思います。
再放送対応の早さにもそれを感じます。
vol.4では改善されていることを期待します(^^)/
遅れました
報告が遅れ、誠に遺憾でありますが、我が軍の状況を報告するであります
さて、我が軍の状況を申し上げますと、戦闘開始60分前にP軍の交信を傍受し、こちらの機器に通信をキャッチ出来るようセット完了しておりました
さらに、時空を超えた未来の戦闘のために、録○ソ○ト地雷を仕掛け完全防備の体制で、いまかいまかと開戦時間を待っとりました
ところがであります、開戦ほんの数秒前に「人差し指軍曹」が誤って「更新波動砲ボタン」プッシュなうしてしまい、それに気づいたP軍が厚い門の壁を閉じてしまいました、それ以降、回線回復レーザーを何発も発射してもその壁はビクともしませんでした、我が軍も粘り強くビームを発射し続け、格闘の末、約26分後にP軍の厚い門を撃破し、中に進入できました
P軍基地内にようやく進入できたできたものの、3人の特殊部隊に発見され、全て捕虜となってしましました、以上であります
なお、捕虜に対する自由時間を利用し発信しております
実際のところ
I.E以外は対応してないとの情報を他の方のブログで読んでおりまして…
Macで違うブラウザを使用している自分としましては真っ白な画面が出た時点で
「やっぱりダメか…」と思いつつも念の為ほったらかし~、とした訳です。
今回の件については直前の画面の状況についてちょっと説明不足だったのではないかと感じます。
真っ白な画面に、焦ってリロードしまくった方も多かったのでは?と感じます。
同じ時間を共有出来なかった方の事を考えると少し寂しい気持ちになります。

救済措置と名付けられた再攻撃計画が判明した現在の状況で
次なる攻撃は前回にも増してさらに破壊力を増強してくる模様です。
強烈な破壊力による部隊の壊滅被害はもとより
ニヤニヤによる目尻垂れっぱなし状態だけは絶対に避けなくてはなりませんっ。
皆様のご検討をお祈りいたします。
申し遅れましたが追加報告でありますっ
私めにも青い封筒に入った機密文書と新証明証が到着いたしましたっ。
しか~し!それによって情報を嗅ぎ付けた姪っ子スパイの略奪計画から機密文書を守るという新たな任務も生まれた訳でありますっ。
しばらくの間は無効となった旧証明証をネタにゴマかし
機密文書の存在を記憶の彼方へ追いやるという作戦を練っておりますっ。
追加報告以上でありますっ。

この文体、結構クセになりますね。
てか、最近文章がだんだん変なテンションになってきたような…
中部方面軍遊撃遠征部隊通信担当より報告致します。
我が隊では1830より通信機の前で待機状態に入りましたが
通信機の映像処理能力の不安定さを危惧した隊長より緊急メンテナンスの指示があり
部隊近郊の補給所より部品を調達1950よりメンテナンス作業を着手致しました。
その後、通信機のメンテナンス作業に手間取りましたが2020より通信状態を回復
開戦時間の2100を迎えましたが東部方面軍電脳猫班と同様に
斥候ドルフィンが設置した突入ゲートへのアクセスを試みた途端通信機フリーズ…
ようやく通信状態が回復したのが2113。
通信機映像が流れた瞬間より隊長以下部隊全員の意識がピンクアウト。
どうやら装備ポニーテールの揺れる効果が絶大だった模様です。
その後かろうじて繋がっていた通信担当の意識が通信機の時空保存機能を働かせるも
やはり映像処理能力がオーバーロード寸前であった為、
他の部隊との通信インタフェースのキーボードを操作するだけで時空保存機能が破綻。
唯一前線との通信状態は保てた事により各攻撃武器の破壊力および
オペレーション能力の高さを確認する事は最後まで成功。

なお隊長はいまだピンクアウトの状態から復帰しておらず「天使にまた会える」と呟いております。
以上通信終わり。
関東方面軍東京地区遊撃部隊「飴絵馬小隊」より
小隊長より報告致します。
我が隊は一昨日2100攻撃開始の命を受け、1800駐屯地出発。
1900敵前線基地「PTA」最終防衛線に到達。
2100、宣戦布告と同時に定刻通り総攻撃を開始。
しかし敵前線基地の防衛網は非常に堅牢。
私小隊長の判断にて最終手段であるF5パルス弾を使用、
全弾叩きこみましたが、奮闘あえなく我が隊は壊滅。

また「飴絵馬小隊」に専用装備されている通信機器「那右」にて
各部隊の戦況も確認致しましたが、前線突破出来た部隊は、
おおよそ3割ほどであったかと思われます。
我が隊の戦闘終了時刻は2135。

また前進を阻まれながらも運良く前線を突破した部隊もその後、敵の
新兵器「3体の戦闘アンドロイド」により一瞬にして全滅した模様。

敵の暗号を解読した所、旧型タイプの「AKB」ではなく「AKN」と
いう事実だけは判明しました。
>北方応援隊員さん
詳細なご報告ありがとうございます^^

26分間にもわたる激しい戦闘によく持ちこたえましたね~(T_T)
人差し指軍曹が悪者になっていますが、この場合、彼に指示をを出した上官の責任ではないでしょうか(笑)
その上官がP軍の陽動作戦にひっかかってしまったわけですから(上官=隊員さん?)^^
でも今考えると、お互いによくぞP軍陣地内に入れたものだと・・・
まさか、ここで運を使い果たしてしまったのかと心配になります(;^_^A

僕も3人の特殊部隊に捕虜にされたい~(*´∪`*) 
>mtstさん
>直前の画面の状況についてちょっと説明不足
激しく同意です。真面目に指示に従ったばかりに次々と倒れていく戦士たち・・・
某巨大掲示板では阿鼻叫喚の地獄絵図でした。
お詫びとして、明日公開の「ほぼノーカット版+α」の「+α」の方が長いことを期待してます(笑)

青い封筒届きましたか!今頃はニヤニヤなわけですね。
例のスゴログを拡大カラーコピーして、ぜひ姪っ子スパイちゃんと遊んであげてくださいよ(^^)/
いや~、そういう機会があって羨ましいです(*^_^*)
だって、あのスゴロクを実際にやる人ってほとんどいないと思いますよ!

>最近文章がだんだん変なテンションになってきたような…
もう、どんどん変になっちゃってくださいΨ(`∀´#)ダイカンゲイデス
>はぜまるさん
詳細なご報告ありがとうございます^^

でも、はぜまるさんブログの”翻訳版”を読んだ方がわかりやすいです(笑)ナンチッテ
この固い文体に隠れて、キモイ内容が見え隠れするのは、なかなか味があって面白いですね^^
ピンクアウトって(笑)

あ、これははぜまる部隊の所属隊員さんからの報告なんですね。
それでは、隊長さんの手をそっと握ってこうお伝えください。
「天使はいますよね!」と。

はぜまるさんは僕とかなり近い状況です。
猫部隊の場合は新兵器「お花のカチューシャ」が完全に想定外で、一撃で全滅でしたが(T_T)
「小悪魔に・・・また会えりゅ・・・」
>PPPHIVEさん
詳細なご報告ありがとうございます^^

そうですか・・・2時間前から臨戦態勢を敷きながら・・・
痛々しくて読んでられませんよぉぉぉ!
よくぞ、激戦を戦い抜かれました(T_T)
・・・ん?
こりは・・・2135に撤退ってこと?(笑)

噂の新兵器戦闘アンドロイド「AKN」は思い出すのも恐ろしい破壊力です。
明日、攻撃を仕掛けてくるのでご確認ください。
お花のカチューシャ・・・いや、身内相手のような一見無防備なgdgd攻撃にご油断召されぬよう・・・
戦場カメラマンより報告
今回は自由の利かない苦しいP.T.A.戦場となった。

後方に駐屯する別部隊の監視が厳しく、不穏な動きはすぐに察知されそうな気配。
だが、カメラマンとして記録を残すのが私の役目。
戦場を分析、戦況を記録すべく下準備をする。

ところが、予想以上の戦闘の激しさ、あっという間に硝煙で前が見えなくなる。
闇雲にカメラを回すも何も写らず。
「もっと前に寄らねば、しかし後方の別部隊の監視が・・・・」

別部隊の隙を突き、何度かカメラを回す。硝煙の合間に写る敵部隊!
「撮れた!」

・・・

戦いは終わり、残されたのは1/3程度のフィルムだった。
>GAME-edgeさん
ご報告ありがとうございます(笑)

うまい!カメラマンとは!
GAME-edgeさんの状況をとてもよく表している設定に脱帽ですm(_ _)m
読みながらニヤニヤが止まりませんでした。
(実はそのニヤニヤしているところを妻に見られて、また無言の笑みを浮かべられてコワイんですけど^^;)

別部隊の監視って(笑)
味方なのに厳しい監視を受けてるって・・・笑えないけど笑いました( ̄∀ ̄;)
硝煙の合間からなんとかカメラに捉えようとする必死な想いがビシビシ伝わってきました!

感動しました(T_T)

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