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時限爆弾

『未来のミュージアム』を聴いた時に、思い出した曲があります。

僕は小学生~中学生の頃、松本零士の世界にハマりました。
入口はやはり『宇宙戦艦ヤマト』です。
そこから、銀河鉄道999、宇宙海賊キャプテンハーロック、クイーン・エメラルダス、1000年女王・・・
漫画を読み漁り、アニメを観まくり、絵を描きまくり、その絵を友達と交換したり(笑)

松本零士の世界には少年の憧れがギュッと詰め込まれていました。
宇宙、宇宙船、宇宙人、旅、海賊、美女、未来都市。
そんな世界で妙に人間臭い登場人物たちが、リアルでもありカッコよくもありました。

中でも印象深かったのは『銀河鉄道999』です。
テレビシリーズはもちろん面白かったのですが、なんといっても映画版が衝撃的でした。
「居間」という現実空間ではなく、「映画館」で観た『銀河鉄道999』。
そこには、母と妹の会話もなく、部屋の置物もなく、CMもありません。
現実から隔離された空間で、視野に収まり切らないほど大きなスクリーン。
作品の中に自分がすっぽりと入り込み、疑似体験していきます。

主人公の鉄郎とともに夢を見、旅をし、戦い、悩み、恋をして、そして切ないラストを迎える。
そこでかかる曲、ゴダイゴの『銀河鉄道999』がなんとも爽やかで(T-T)

「さあゆくんだ その顔をあげて」

優しく背中を押してくれる歌詞。
キャッチーなメロディー。
アップテンポで、未来へ向かって拡がっていくような曲調。
「僕も頑張ろう!」と不思議な力が湧いてきたのを覚えています。

この曲は多くの人の心をつかみ、大ヒットとなります。
それは映画がヒットしたせいもあるでしょう。
でも実は、この曲にはクリエイター達から子供たちへたくさんのメッセージが込められていたんですね。


日本語作詞担当の山川啓介さん
短い人生の猶予期間において、そのまま安定した人生を送るのも構わないが、
もしかしたら君にしかできないことがあるかもしれない。
それは大変なことかもしれないが、挑戦する価値があるのではないかという意味を込めて詞を書いた。



英語作詞担当の奈良橋陽子さん
受験戦争という過酷な状況でノイローゼになり、下ばっかり向いている子どもたちに向かって、
日本だけでなく世界に向かって生きていこうという意味を込めて詞を書いた。
サビの部分で繰り返される「journey」の英単語が飛び立つイメージを表現している。

作曲担当のタケカワユキヒデさん
それまでロックやホップを使ったアニメソングがなかったため、ここでその常識を変えるんだとやる気満々だった。
最初のフレーズで音がどんどん高くなっていくところが、999号が飛び立つシーンを表現できているという。


僕は高校生になると同時にバンドを始めました。
以降、家で勉強する時でさえ、いつもヘッドフォンで音楽を聴きながらしていました。

その頃、FMで『銀河鉄道999』が掛かったんです。
そしてぶっ飛びました。
こんなにカッコ良い曲だったんだ!

あの頃とは聴き方が変わっていたんですね。
歌詞やメロディーを追いかけるのではなく、ノリや編曲、演奏を聴くようになっていました。
過不足ない編曲や、演奏技術の高さに舌を巻きました。
そして、そこに込められたクリエイター達の本当のメッセージを受け取りました。

Perfumeの『未来のミュージアム』は映画ドラえもん『のび太のひみつ道具博物館』のテーマ曲です。
映画を観た子供たちに、親たちはぜひこのCDを買ってあげてほしいですね。
この曲は、今の子供たちの背中を優しく押してくれます。
でも、それだけじゃありません。
数年後に合わせられたタイマーに導かれてもう一度曲を聴き直した時・・・

こんなにカッコ良い曲だったんだ!

ヤスタカさんやPerfumeの「譲れないもの」が、青年たちをきっと勇気づけることでしょう。



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コメント

都民の日
私もヤマト世代です。「999」の映画版で思い出すのは観たのが大学時代、1979年10月1日新宿でした。東京都民の日で学校が休みだということを知って驚いた日でもあります(笑)。999のエンディングといえば、城達也(ジェットストリームですね)の「~さらば、少年の日よ」の後に鉄郎を元気づけるかのようにかかるゴダイゴの主題歌ですね。今度のドラえもんの主題歌がどういう形で映画で流れるのか楽しみですね。
映画を見た親が是非子どもに買ってあげて欲しいと思います。
その理由はアルバム先行シングルの「スパイス」より売れてないからです。
これでいつものように2週目からの売り上げが尻すぼみになってしまうと
ちょっと悲しいですから・・・。
>OVEさん
コメントありがとうございます^^

>私もヤマト世代です。

おお!やっぱりヤマトの絵を描いたりしましたか?
僕は今でも掛けますよww
でも、僕の中でヤマトは「さらば」で完結しています。

>999のエンディングといえば、城達也(ジェットストリームですね)の「~さらば、少年の日よ」の後に鉄郎を元気づけるかのようにかかるゴダイゴの主題歌ですね。

そうそう。
999に乗ってメーテルと別れるシーンは少年ながらキュンときました。
鉄郎はひとつ大人になったのですよね(^^)

>今度のドラえもんの主題歌がどういう形で映画で流れるのか楽しみですね。

もうすでに泣きそうなんですが(笑)
>通りすがりさん
コメントありがとうございます^^

>「スパイス」より売れてないからです。
>これでいつものように2週目からの売り上げが尻すぼみになってしまうとちょっと悲しいですから・・・。

そうですね~
僕はこの曲、じわじわくると思っているんですけどね(*^_^*)
映画が公開されてから再燃すると・・・
999!
私も同じ事感じてました!
小学生の頃、謎の中国人(当時そう思ってましたゴダイゴ)が歌う「銀河鉄道999」のメロディラインの素晴らしさ、ワクワクと切なさ。
未来のミュージアムを同じように捉える子供も居るかもしれないな~とYoutubeに感想書いてました(笑

ちなみに千年女王は小学校6年の時映画館で観ました。
あの時買ったお守りに、当時飼ってた猫の写真を入れて今でも持ち歩いてます。
>アシュラさん
コメントありがとうございます^^

>私も同じ事感じてました!

おお!嬉しいですぅ(*^_^*)
謎の中国人の(笑)ワクワクと切なさ・・・未来のミュも持っていますよね!
こっちは謎のアンドロイドですがww
さて、映画の中でどのように使われるのか楽しみです。

>ちなみに千年女王は小学校6年の時映画館で観ました。
>あの時買ったお守りに、当時飼ってた猫の写真を入れて今でも持ち歩いてます。

物持ちがいいですね~(笑)
でも猫がお守りってwww
僕は千年女王の映画館は観ていません。
でも、観たくなってきました~(^^)/

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