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RIJF2013 Perfumeレポ②

あ「やってきましたP.T.A.のコーナー!」

このコーナーもかなり馴染みになったのだろうか。
観客たちに「?」の雰囲気はほとんど感じられなかった。

男子、女子、そうでない人(いっぱいおるね~)、メガネ、裸眼、レーシック、Tシャツ、PerfumeT・・・
こっち(右)、こっち(左)、後ろ、前、みんな~!
レーシックで視力が回復した客を弄り、みんなで拍手&「おめでとー!」。

歯磨き、survival dAnce、ウルトラソウ!
ウルトラソウルで軽い特効あり。
ここまでは基本パターン。

あ「さっきからここ(イヤモニ)に巻きが入ってます。
  あまり押すとみんな帰れなくなっちゃいますからね~
  あれ?今何時かな・・・ん?今何時?・・今何時?」

あ「♪今何時?」
客「♪そうねだいたいね~」
あ「♪今何時?」
客「♪ちょっと待っててお~」
あ「♪今何時?」
客「♪まーだ早い~!」

ここで『勝手にシンドバッド』のイントロがかかる。

♪ラーララーララララーラーラー

その間に両サイドに広がっていたかしゆかとのっちがセンターに戻り・・・
曲のキメに合わせて3人で決めポーズ。
あまりにバッチリ決まって大ウケ。
つま恋でやったのはこれか!

Perfumeはロック?
いや、Perfumeは宗教でしょ(笑)
尖がったロック野郎たちが楽しそうにやっている姿に感動した。
そりゃ~あんなキュートな3人と、一緒に遊びたくなるのが道理だろう。

もう1回コール&レスポンスをやって、そのまま次の曲へ。

あ「だいじょばない!」
客「おおおおおお!」

意外と歓声が大きくて驚いた。
この曲はテレビはもちろん、ライヴでもまだあまりやっていないはずなのに。
しかし、ここで驚くのは早かった。
歯切れのいい歌に腰が入った横の動きが加わってノリを生み出している。
静と動が交互に繰り返されることで、何度も仕切り直すように中毒性を高めていく。
観客たちは後半にいくにつれて前のめりになっていった。
ああ、また10-FEETファンたちのテンションが上がってタテノリで跳びまくっている。
この曲を何十分もループしたら・・・
もの凄いハイな状態になってかなり危険かもしれない。
残念ながらあの最後のハイキックはなかった。
もう封印してしまったのだろうか。
残念だ。
あ~残念だ。

もの凄い歓声の中で始まったのが『エレクトロ・ワールド』。

客「うおおおおおおおおお!」

客席は最初からもうカオス。
どこを見ても笑顔、笑顔。
知らない観客もロックなテイストを感じ取っているのだろうか。
っていうか、なんという爆音なんだ。
爆音姐さんカッコよすぎだろ!
ああ泣ける。
ロッキンの大トリで、この曲を、数万人が我を忘れて楽しんでいる。
いつものようにステージの上にはたった3人しかいない。
それなのにこの空間の密度は何なのだ。
これは演者と聴衆ではない。
ここにいる全員が演者なのだ。

そして『チョコレイト・ディスコ』が続く!
これはDEATH LISTの再来か!
うごめく観客たちの山が一段高くなった。

P「チョコレイト!」
客「ディスコー!」
P「チョコレイト!」
客「ディスコー!」

観客の声が一束になってステージに届けられる。
いや、しゃがれすぎてて声なんて言える状態じゃない。
それでも届けたい気持ちが、みんなを衝き動かしている。
それを受け止めて顔をゆがめるあ~ちゃんを見て、僕らも口をへの字に曲げた。
繋がっているね。
ここにいるのはみんなPerfumeのファンなのか?
これはワンマンなのか?

この日のチョコが終わった時の達成感は、ワンマンのそれとは違っていた。
新たな仲間を迎えたような感覚が加わって、嬉し涙で風景が霞んだ。

あ「みんなありがとう!次の曲が最後の曲です」
客「えーーーーーーーーー!」

最後の曲はあの曲だと思っていた。
ということは『FAKE IT』はやらないことが確定か?
こんなに相応しい場はないと思っていただけに驚いた。
しかし、それは納得できた。
すでにフェイキに期待していた以上のものを受け取った気がしていた。

あ「先月ワールドツアーに行ってきたんです」
客「イエーーーイ!(拍手)」
あ「そこで、音楽に国境はないっていうのを実感しました。
  国も人種も性別も違うのに、音楽を楽しみたいっていう気持ちだけで繋がれるんだなぁって。
  今日はPerfumeを初めて観るお客さんも多いと思うんですけど、そんな皆さんとも繋がれると
  思っています」
客「うおおおおおお!」
あ「次の曲はみんなで作る曲です。私がせーの!って言ったら手のひらを高く挙げてください」

会場の空気がピリッとした。
一回だけのタイミングを合わせるためにみんなが真剣になっている。
みんな繋がりたいんだよね。
ここでもう鼻をすする音があちこちから聞こえた。

あ「せーの!」

ポン!

4万を超える手のひらが咲いた。
手のひらたちは精いっぱいに指を開いて揺れている。
その向こうで歌う3人がまた霞んで見える。
周囲のファンたちはタオルで何度も顔を拭っている。
泣き声も聞こえる。

10-FEETは靴で空を埋めたけど、Perfumeは手のひらで客席を埋めた。
カタチは違うけど同じことなんじゃないかと思えた。
繋がる嬉しさなのだと。
あ~ちゃんがまた涙をこらえていた。

3「ありがとうございました!」

そう言ってお辞儀をすると、3人は手を振りながらあっけなくステージを捌けていった。
なんとカッコいいのだろう。
なんと清々しいのだろう。

そしてすぐにアンコールの手拍子が始まった。
「それでは Perfumeでした!」をまだやってない。
ってことは絶対にアンコールがあるはず!
仲間たちとアンコールでやる曲の予想大会が始まった。

フェイキ、ジェニー、パピラ・・・
願いの名前が出た時には、みんな想像しながら目が潤んだ。

3人は5分ほどでステージに戻ってきた。
何度もお礼を言って頭を下げる。
あ~ちゃんがのっちとかしゆかに感想を訊き、2人が答えた。
しかし、なんか胸がいっぱいで2人が話したことを忘れてしまった。
というか、あ~ちゃんが言ったことが印象的過ぎたのかもしれない。
話し始めてすぐに顔をくしゃくしゃにして泣き出してしまったあ~ちゃん。

あ「今もお世話になっているマネージャーさんがいて、ずーっと私たちを応援してくれて
  とても感謝しています。
  売れない時は、いつ広島に帰されるかっていう状態だったんですけど、
  Perfumeはカッコいいから絶対に売れるよって言って繫ぎとめてくれたんです。
  その人はメタルが好きなんですけど・・・
  そうやってPerfumeのことを信じてくれる人がいたからここまでやってこれたんだと思っています」

アンコールのMCでスタッフへの感謝を伝えるなんていかにもPerfumeらしい。

客「もっさーん!」
客「もっさーーん!」

あちこちでもっさんコールが起きた。
振り返ってPAブースを見るとそこにもっさんがいた。
しかしまるで聞いていないかのような相変らずの無表情。
でもそれが彼のスタイル。
きっと心の中では泣いていたのではないだろうか。

あ「私たちのような芋っこでもキラキラになれることを知ってほしいと思って歌います」
あ「Dream Fighter!」
客「あああああ(T-T)」

たしかに・・・
今日の最後を飾るのにこんなに相応しい曲はないだろう。
歌詞のフレーズがイチイチPerfumeと重なっていく。


最高を求めて 終わりのない旅をするのは
きっと 僕らが 生きている証拠だから
もしつらいこととかが あったとしてもそれは
キミがきっと ずっと あきらめない強さを持っているから
僕らも走り続けるんだ YEH! こぼれ落ちる
涙も全部宝物 oh!YEH! 
現実に打ちのめされ倒れそうになっても
きっと 前を見て歩くDream Fighter


なんという説得力だろう。
それはPerfumeが歌っているから。

このままでいれたら って思う瞬間まで・・・

この時、そう歌いながら3人はそう思っていたのではないだろうか。
あのキラキラがそう思わせた。
あの姿は決して忘れない。

歌い終わると長いお辞儀をした。
頭を上げて、そこから少し長めの間。
何もしゃべらず、ただただ歓声を受けながら目を潤ませている3人。

あ「今日のことは忘れません!明日からも頑張ろうね!」

そういうと3人は下手に向った。

え?ダブルアンコールがあるの?

と思ったら、下手に姿が消える直前で思い出したように

「それでは Perfumeでした!」

ああ、最後までPerfumeらしい。


素晴らしいステージだった。
Perfumeはいろんなことを証明してくれる。
それがみんなに勇気や希望を与えてくれる。
ここに集まった数万人がそれを感じたはずだ。

ただ・・・
大げさかもしれないが、なにかひとつの時代が終わったような感覚が残った。
そのせいか何とも言えない寂しさを覚えた。

それでも構わない。
こういう山をいくつも越えて大きくなっていくのだろう。
最高を求めて終りのない旅をするPerfumeなのだから。








rijf st4






ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013
Perfume SET LIST

01.Magic of Love
02.Spending all my time
03.ポリリズム
MC1
04.マカロニ
05.SEVENTH HEAVEN
06.心のスポーツ
P.T.A.
07.だいじょばない
08.エレクトロ・ワールド
09.チョコレイト・ディスコ
MC2
10.MY COLOR
encore
MC
11.Dream Fighter


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コメント

お疲れ様でした
会えてよかったです。
4日は隠密猫になるとか言っていたので(笑)

濃厚レポありがとうございます。
あの感動がよみがえります。
はしゃぎすぎた代償か、いま夏風邪気味です。
電脳猫さんおかれましてはご自愛ください。
さてさて、そろそろ9月のビッグサイトも画策しなきゃDEATHψ(`∇´)ψ
RIJ 行かれたんですかっ!
いいところ抑えますねぇ,Perfume史に残る場面ですから(^^)

>アイドルは凄いんですよ!腹のくくり方が違いますから!
あ~ちゃんの言葉,ここのくだり,もう少し教えてください。
9nineのこと?,自分達のこと?
腹をくくるって?

あと,かしゆかはどうでした?かしゆかは?
まだ,隠してるのあるんでしょ(^^)

>何とも言えない寂しさ
僕はライブに行くたびに感じますね。あと何回見られるだろうかと。
「祭りの後」とは,また違った感覚です。
やはり…
ひとつの時代が終わった…

まさにそう思います
行っていない私が思っています

その場所に行けなかったことを一生悔やみながら生きていきます^^;
また一つ山を越えて、3人の物語は続くということですね。
武道館には車椅子ではなく杖をついて逝きますので、その際はよろしくお願い致します。
レポートありがとうございました
electrocatさんもエネルギーチャージ出来ましたでしょうか。
通して読ませてもらって
やはり彼女達は優しいなと感じました。

そして”もっさんさん(←あえての「さん」重ね)の偉大さ”を感じました。
何があっても彼女達のマネージャーでいて頂きたいです。
>スーさん
コメントありがとうございます^^

>会えてよかったです。

こちらこそ(*^_^*)
隠密猫になって欲張って観てやろうと思ったのですが、一杯やったらまったりしてしまいました(笑)
思った通りです(^^;)

>はしゃぎすぎた代償か、いま夏風邪気味です。

大丈夫ですか?
飲みが足りなかったんじゃないですか?(笑)
僕は今回は大丈夫みたいです。

>さてさて、そろそろ9月のビッグサイトも画策しなきゃDEATHψ(`∇´)ψ

お!
金曜日に装飾のコンペをしました。
今年は早めに曲を決めようかと思っていま~す(*^_^*)
>elf51さん
コメントありがとうございます^^

>RIJ 行かれたんですかっ!

ええ、5年間恋焦がれていたRIJFにようやく行くことができました!
それが大トリの年だったのは偶然なんです(*^_^*)

>>アイドルは凄いんですよ!腹のくくり方が違いますから!
>あ~ちゃんの言葉,ここのくだり,もう少し教えてください。

「アイドル=9nineも含めたアイドル全般」の話でした。
でも、「アイドル=Perfume」と置き換えてもいいほどの説得力でした。
具体的な話は一切出ませんでしたが、自分たちや戦友たちがどんな想いでやってきたか・・・
そんなことを重ねていたような説得力でした。

>あと,かしゆかはどうでした?かしゆかは?
>まだ,隠してるのあるんでしょ(^^)

ゆかちゃんはDFで泣いてましたよ。
個人的に、あ~ちゃんの涙よりもゆかちゃんの涙を見ると心が乱れます。
そういう場面を一つ二つ隠していますがなにか問題でも(笑)

>僕はライブに行くたびに感じますね。あと何回見られるだろうかと。
>「祭りの後」とは,また違った感覚です。

僕も焦りのようなものを感じます。
今回のRIJFは、いつものライヴ後の寂しさにプラスして、登り詰めてしまった(目標を達成してしまった)後の寂しさという感じがありました。
>セラミックおじさん
コメントありがとうございます^^

>ひとつの時代が終わった…
>まさにそう思います

漠然となんですけどね。
なぜそう思うのかもう少し考えてみたいと思います。

>その場所に行けなかったことを一生悔やみながら生きていきます^^;

ですから、そういうドMな生き方はやめましょうよ(笑)
悔しいじゃないですか:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
>sugamoさん
コメントありがとうございます^^

>また一つ山を越えて、3人の物語は続くということですね。

彼女たちはこうやっていつまでも山を登り続けるのでしょうね。
でも、そのうち山の方が頭を下げてくれるかも知れませんね~(*^_^*)

>武道館には車椅子ではなく杖をついて逝きますので、その際はよろしくお願い致します。

ええと・・・40年後ですよ(笑)
頑張れますか~?(≧∇≦)ノ
>mtstさん
コメントありがとうございます^^

>electrocatさんもエネルギーチャージ出来ましたでしょうか。

もちろんですo(≧▽≦)o!!!!
もうPerfumeなしでは生きていけない体になってしまっていますから(笑)

>通して読ませてもらってやはり彼女達は優しいなと感じました。

そうですね。
このすごい光景は、マネージャーさんがいなかったらあり得なかった。
自分たちが努力した話なんて微塵も出さないんですから。
意識して謙虚なのではなく、心の底から謙虚なんでしょうね。

>そして”もっさんさん(←あえての「さん」重ね)の偉大さ”を感じました。
>何があっても彼女達のマネージャーでいて頂きたいです。

そうですね~
僕はあの機内で遭遇した時のことを思い出しました。
1mの至近距離でガン飛ばされた時の迫力に、大切なものを守る強さを感じました。
いつまでもPerfumeを守ってほしいですね(*^_^*)

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