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RIJF2013 Perfumeレポ ~エピローグ~

Perfumeのステージが終わるとすぐに打ち上げ花火が上がった。
思わず海パーン!!!を思い出してウルウルしてしまった。
あの3人もバックステージでこの花火を見ているのだろうか。

ロッキンで熱いステージを繰り広げたアーティストたちに。
アーティストと共に素晴らしい空間を作った観客たちに。
それらを支えたスタッフたちに。
関わったすべての人を讃えているような花火だった。

観客はそれぞれの想いで、花火に見入っている。
まだ夏の真っ盛りだというのに、行く夏を惜しむかのような切なさが漂っている。

時計を見て慌てた。
大トリとあって、Perfumeのステージはアンコールも含めて約1時間もあったことに驚いた。
明日は仕事のため、もう帰宅しなくてはならない。
花火の最中だったが、仲間たちと握手を交わし一足先にその場を去った。
バス乗り場までは1kmほど歩かねばならない。
数万人が大移動するため焦りを感じて歩調を早めた。
まずPAブースの裏側へ回り込み、すいているところを急いだ。
そこにいた一人の女性の姿が目に留まった。

その女性は恐らく70歳代だった。
背が低く、上品でかわいらしい雰囲気だった。
首にフェスのタオルを巻き、頭もタオルで姉さんかぶりをしている。
そして目をキラキラさせて、楽しそうに花火を見上げていた。
しかし、よく見ると目には涙がたまっていた。

彼女はロックやJ-POPがよほど好きなのだろうか。
それとも出演者かスタッフの家族だろうか。
いずれにしても、彼女はPerfumeのステージを楽しんだのだ。
そしてこの花火を見て泣いている。
彼女の心を揺り動かしているものは何なのだろうか。
あの涙がPerfumeと無関係とは思えなかった。

バスには、意外とスムーズに乗ることができた。
これなら帰りの電車に余裕で間に合う。
座席から窓の外を流れる景色をぼんやり見ていた。

前の座席にはWT2のピンクのタオルを肩に掛けた女性がいた。
窓に頭を寄りかからせて早くも爆睡している。
きっといい夢を見ていることだろう。

そこで、隣に立っているカップルの会話が耳に入ってきた。
さっきからいろんなアーティストの話をしているようだったが、突然Perfumeの名を口にしたからだった。
男の方がPerfumeに詳しいようだった。
しかし、興奮しているのは女の方だった。

女「いっぱい泣いたね」
男「泣きすぎだろ!」
女「Perfumeが一番ヤバかったよ」
男「もうわかったっって(笑)」
女「だってヤバかったんだもん。ポリリズムはやっぱ盛り上がるね~
  あ、でもチョコレイト・ディスコの方が盛り上がった?どっちだと思う?」
男「えー!う~ん・・・(散々悩んだ挙句)エレクトロ・ワールドじゃね?」
女「あーたしかに!でも「どれだけー」って曲もよかったよ」
男「SEVENTH HEAVEN?」
女「かな?なんかPerfumeがめっちゃかわいかったぁ(*^_^*)」
男「うんうん」
女「あと、(手でバツを作って)こういうヤツ!」
男「だいじょばない!」
女「あれってめっちゃPerfumeのイメージだよね」
男「そうか?」
女「うん。なんとなくだけど。でも泣けたのは最後の曲だよ」
男「えー?ラス前のMY COLORだろ!」
女「だからそれ!あの腕の数はヤバかったなぁ。あれは全員がやってたね」
男「去年のツアーでもやったけど、今日の方がヤバかったよ」
女「そうなんだ」
男「だって今日はファンじゃない人もいっぱいいたのにアレだから(笑)」
女「みんなファンみたいだったもんね。・・・次のツアーっていつやるの?」
男「え?まだ決まってないみたいだけど来年じゃない?」
女「絶対行きたい!」
男「おお!行こうぜ~!(`▽´)ノ」
女「でも、友達と行きたい!」
男「ええ!?(T-T)」

ずっと続けてほしいと思う会話だった。
しかし残念なことにここで駅に着いてしまった。

Perfumeはいろんな人の心に、別々の足跡を残して行った。
それぞれのPerfume。
その受け皿の大きさがPerfumeの強みなのだろう。

終演時の寂しさが少し和らいだ帰り道だった。






rijf lt







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コメント

ちょっと泣いちゃいました
いつも以上の熱くてキモい、良レポートでしたね。読み進むうちに、あれ?なぜだろう、少し目から汗が・・・。
古参の方々にはぐっと来たライヴだったようで、いいですなぁ~。ゆかちゃん涙という情報もありましたね。

LV2の後はドーム1日目です!!(妻の監視付ですが。)
う~ん、こっそり2日目も行っちゃおうかな?
EpilogueはPrologueとなる
きっと70歳の女先輩も素晴らしい光景を胸に刻みつけ…WT2の夢見る女性も…そしてカップルの女性も… もしかしたら、Perfumeが始まった日になるかもしれませんね
>katanaさん
コメントありがとうございます^^

>いつも以上の熱くてキモい、良レポートでしたね。

まじしゃん!?
なんか思い入ればかりで、レポになっていないようなキモしているんですが( ̄∀ ̄;)

>読み進むうちに、あれ?なぜだろう、少し目から汗が・・・。

キモッ!(笑)

>ゆかちゃん涙という情報もありましたね。

DFでした。
ゆかちゃんの涙は反則中の反則ですね(>_<)

>う~ん、こっそり2日目も行っちゃおうかな?

逝っちゃいましょうよ(笑)
ドームの天井から飛び降りると思って!
そして今度こそぜひお会いしたいですぅ(*^_^*)
>セラミックおじさん
コメントありがとうございます^^

>きっと70歳の女先輩も素晴らしい光景を胸に刻みつけ…WT2の夢見る女性も…そしてカップルの女性も… もしかしたら、Perfumeが始まった日になるかもしれませんね

セラミックさんにそう書かれて気が付きました。
僕が帰り道に見てたのは全部女性じゃないですか!(笑)

この中で一番気になったのは70歳くらいの女性です。
あの柔らかい表情は忘れられません。
貴女方に出会えたから私はここにいる
RIJFが終わってから既に10日、まぁ翌週にはソニックマニア、ワールドハピネスと夏フェスをハシゴしてやっと落ち着いてきた8月13日でございます。
「RIJF3日間とは若いですね」とか「よくライブ行ってますね」なんて職場の仲間や知人に言われていますが、昔からではありません。初めて夏フェスなるモノに行ったのは2011年のサマソニ幕張、とあるブロガーさんのRIJFでPerfumeのステージを観てきた記事を読んで居ても立ってもいられなくなって行ったのでした。今でこそ「フェスはバンドの見本市みたいなもの」なんて勝手に吹聴してますが、Perfumeに出会えたからPerfumeが夏フェスに出演してくれたからに他なりません。
Perfume観たさにフェスに来てついでに他のグループのステージを眺めていたら自分の嗜好に合うバンドにも出会えたりしてますますハマってしまいました。
まさに、Perfumeが背中を押してくれたから僕はこんなに素晴らしい体験ができたのです。しかも今年は大トリという大役、セットリストを見返してみると昔ながらのファンから名前だけは知ってる程度の人も意識したものになっていたように思います。
グラスステージに集まっていた観客はPerfumeファン以外の人が多数派だったはず、でも少なからず、いや殆どの人がPerfumeは凄いな良かったなと思ったのではないかと、どんなアウェイもホームに変えてしまうことこそがPerfumeのパワーそのものであることを改めて感じました。これをキッカケにファンが広がってくれることを願いますね。

僕もあの場にいましたが、アンコールが終わった後の多幸感、虚脱感、寂寥感とが入り混じったような感覚は一種独特でした。

帰りがけの老婦人のエピソードはイイですね、僕もそんなROCKな老人(既に初老だけど)になりたいものですね。(^_^)
>ヤジオショーさん
コメントありがとうございます^^

>RIJF3日間とは若いですね

オショーさん、ほんとそう思いますよ。
逆に3日間完全に浸ったほうがいいのかも知れません。
夏に多忙な僕にとっては無理な話ですが・・・
オショーさんはどこまでも逝っちゃってくださいww

>Perfumeに出会えたからPerfumeが夏フェスに出演してくれたからに他なりません。

RIJF自体、そうやって大きくなっていったんですよね。
そして役割も大きくなっていきました。
オショーさんはまさに生き証人、いや、生き字引でしたっけ?ww

>これをキッカケにファンが広がってくれることを願いますね。

そのためにファンが障壁にならないようにしなくてはなりませんね。
ちょっと気になる噂もあるものですから。

>アンコールが終わった後の多幸感、虚脱感、寂寥感とが入り混じったような感覚は一種独特でした。

いつも感じますが、今回は強烈でした。
だってパフュが日本最大のロックフェスの大トリですよ!←

>僕もそんなROCKな老人(既に初老だけど)になりたいものですね。(^_^)

もうなっていますのでご安心ください( ̄∀ ̄)v

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